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アルトコインの復活はあるのか

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2019年3月から始まったビットコインの上昇相場、基本的にはビットコインの独壇場だったと言えると思います。 5月中旬まではアルトコインの反発もあったものの、6月に入るとBTC建てでのアルトコインの下落は加速していく一方でした。 ビットコインが14000ドル近辺まで上昇した一方でアルトコインのビットコイン建て(以下BTC建て)は下落を続けました。
主要アルトから草コインに至るまで下落し、まさにビットコイン一人勝ち。フィアット建てではそこそこの上昇をしたコインも多かった一方で、ビットコインを上回るパフォーマンスを出したコインはほとんどありませんでした。

なぜビットコインが上がってもアルトコインは上がらないのか

これを紐解くにはまずビットコインの上がった理由の裏返しと考えられます。
大まかなビットコイン上昇の背景はこの記事に記載しているのでご参照ください。

アルトコインの歴史的な低迷

アルトコインの低迷はアルトコインのドミナンスでも明らかです。2017年の12月の水準を下回る水準であり(30%前後)、アルトコインが大きく成長した2017年を逆回転するような状態です。具体的にはどういったことが考えるでしょうか。

アルトコインドミナンス

相場参加者の変化

もともとアルトコインへ循環する流れは、高すぎるビットコインをみた投資家が下位の銘柄を物色する循環相場でした。強気相場での乗り遅れ心理からくるものが大きかったと思います。その結果2017年の相場はビットコイン⇒主要アルト⇒マイナーアルト⇒草コインといった上から下への循環が起きていました。

2019年の上昇相場は参加者が機関投資家主体に変化し、ビットコインを新たなアセットとして認識して投資をしていると思われます。定量的な証拠としては弱いですが、Googleトレンドのビットコイン検索数や、レンディング預かり資産額の増加、CMEのビットコイン先物の出来高増加等がその裏付けとしてあげられます。

よって、アマチュアトレーダー主体の心理的な振幅が少なくなり、結果としてビットコインも2017年の相場に比べると急落急騰はやや落ち着いていたように思います。(それでもとんでもないボラでです)

アルトコインに「中身」がないというコンセンサス

アルトコイン全体に言えることですが、正直プロダクトとしてまったく中身がないものが多いと言えます。ビットコインの開発が順調に進み、2017年のように分裂騒動もなく、着々とビットコインは機能拡張が進んでいます。アルトコインも開発が進んでいるものがある一方で、大多数はプロダクトすらありません。

ただイーサリアム等はDEX等もあるので、これだけがここまでビットコインに投資が集中する理由としては不完全だとは思います。

規制によるアルトコインへの逆風

アルトコインはアメリカSECの証券規制により証券と分類されることにより、有価証券の一種としてみなされる危険性があります。詳しくは省きますが、証券同様の厳しい規制をクリアするのは並大抵のことではないでしょう。その一方でビットコインは長年の議論で証券ではないとされており、ビットコインにはこの逆風はありません。

実質的な無国籍取引所(バイナンス等)で様々なアルトコインが上場されていますが、これらはアメリカでは上場できない可能性が高くマーケットの拡大が限定されてしまいます。これらは各取引所の取引所トークンにも言えるでしょう。

果たしてアルトコインの復活はあるか

もちろん復活するかは誰にもわかりませんが、復活条件を考えることはできるように思います。上がらない理由の裏返しと思います。

相場参加者が2017年以前に戻るパターン

2017年以前の個人投資家がなんらかのきっかけで大勢戻るケースです。税制改正等、投資家を刺激する施策が取られた場合は、個人投資家中心の相場になる可能性があります。ただし、暗号資産マーケットが大きくなる途上と考えたときに相場参加者が逆戻りする可能性はそう高くないと思います。

ビットコイン同様に規制を突破するパターン

証券規制を突破しかつ、ビットコイン同様に迫る流動性や投資価値を持った銘柄が出てきたケースです。この場合はアルトコインの総勢が反発するというよりも、生き残った少数のアルトコインだけがビットコイン同様に上昇するイメージです。

もちろんこれがどの銘柄になるかはわかりません。ただ証券規制の中でもおそらく大丈夫であり、先物の準備も進んでると思われるイーサリアム(ETH)が一番近い位置にいるとは思います。

アルトコイン復活の条件

米国SECによる証券規制を回避もしくは証券規制に則った銘柄と認められること
ビットコイン同様に機関投資家が参加しやすい先物などのマーケットが整備され流動性が高まること
ビットコインが価値の保存(デジタルゴールド)として認められるいるように、なんらか投資価値が確立すること

もちろん確かなことはわかりませんが、上記3つをクリアすればビットコインを超えるパフォーマンスを見せるコインが出るかもしれません。
これらを満たすことがなくても短期的な反発等はこれからも起きると思います。ただこの厳しい条件を乗り越えない限りはアルトコインの長期的なファンダメンタルは暗いと言わざるえないでしょう。そしてこの条件を乗り越えたときは「アルトコイン」から脱却し、ビットコインと並んで呼ばれるようになるのかもしれませんね。

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